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2013年下半期ニコマス20選

基本レギュレーション
・対象は2013年下半期(7月1日~12月31日)に公開されたニコマス作品
・自身のセレクトを20作品以内でブログもしくはマイリストにて公開
・1Pにつき1作品
・選考基準はフリー(お気に入り・埋もれ発掘・テーマに沿って等何でもオッケー)




ニコマス動画の現状について『停滞』であるとか『衰退』という言葉で語るのは容易かもそれないが、個人的には同意しかねる。、むしろ今期は燃料なき界隈におけて『低燃費走行』を実行し得た時代と言えよう。

来期以降は再び燃料を得てニコマス動画は力強く再加速すると信じる次第。

そうした『低燃費走行』の時代においても光り輝く動画は多数存在した。20本選ぶのはやはり大変な仕事で、泣く泣く落した動画が多数あったことは最初に述べておきたい。
順序は投稿日時順


1 あのぢの氏


分割され繰り返されるリズムと映像。エコー。劣化し朽ち果てていくコピー。

その先にあるのは何か?


2 あとりえP


この道には偉大な先達がいて、しかもこの先は冥府魔道であり、悪魔と取引きせねば生き残れない。それを承知の上で敢えてここに立つ勇気。そしてこの位置に踏みとどまる見識。

今期間違いなく『本流』のひとりであったあとりえPがこうした作品を作り上げたことに惜しみない賛辞を。


3 柏城P


退屈しのぎ、だと.....?

無彩色の絵の上に色が垂れ落ちて広がっていく。春香と天と地を色に染めて。

そして最後には色は天地に満ちて、春香の手だけが残り、そしてその手は世界を掴んで消え去り、花だけが残る。

すごい物を観た!


4 雨宮氏


顔のない偶像としての天海春香。その天海春香を否定する者は誰かと言えば、それは天海春香自身に他ならない。

なぜならば偶像とは崇拝の対象であると同時に侮辱的に破壊されるべきものだからだ。

それゆえ、天海春香は偶像たり得るのである。


5 dbdbP


奇しくも顔が見えない天海春香というモチーフの動画が二つ並ぶことになった。

雨宮氏のそれが偶像の成立後を描いたのだとすれば、dbdbPのそれは偶像へと至る過程を描いたのだと言うことも出来るだろう。

アイドル前史として天海春香。最後の瞬間に天海春香は『顔』を得ることで偶像して完成し得たのである。


6 みしお子P


Why is there other word rather than "cool"?


7 クローゼットP



今期最も選びたい動画が多くて泣かされたP

あの名アレンジに新進気鋭のPが挑む。カラフル、ブリリアントかつスタイリッシュ。数々の名作へと繋がるニコマスの系譜を感じさせつつ、今この瞬間の空気を伝える素晴らしい動画。


8 ジェットP


私の20選にはジェットPとくるるPのための指定席がある。なぜならこの2人こそが真の意味での光と闇の魔術師であり、私にとって唯一無二の存在であるから。

一時期ほど多作ではないが、その分一段と完成度が高まっているように思う。フォントも素敵。好き好きジェットP。

ああ幸せ......

あ、くるるPも新作待ってますヨー


9 えびP


『ハルカニ動画なのにゲストライブ枠だから春香がいなくてもおk』という奇策でもって伊織(と千早と美希)をプロデュースした作品。えびP節全開で、なによりもえびP自身が制作を大いに楽しんでいる様子が見て取れる。

束縛から解き放たれた無重力感と制作者自身の悦びが、視聴者の多幸感を倍増させる幸福な無限ループ。

それにしてもこの伊織クッソかわいいなあ。こういう感想書くとえびP喜ぶかな。チクショー


10  gaku_shiso氏


だから俺は黒くてピカピカする動画が大好物だって言ってるだろ!(逆ギレ


11 黒怒虎P


黒怒虎Pの描く春香をはじめとするアイドル達は。そこにいるようでいない、手が届くようで届かない、その微妙な遠さ。

その趣きはタイムマシンのスクリーン越しに眺めるかの如し。

そしてタイムマシンから差しだした手は時間軸の間で空を切る。その冷ややかな感覚が私の涙を誘うのだ。


12 どきゆりP


Susan Napierは米国哲学学会誌に発表した論文"The Problem of Existence in Japanese Animation"で日本のアニメの特徴的なテーマは"存在にまつわる諸問題"であり、そのモチーフとしてしばしば"境界線を越える"ことが扱われると述べているが、これはアニメに限らず広く日本のサブカルチャーに共通する論点であると思われる。

こうした観点からこの動画を眺めると、アイドルとしての"存在の問題"を抱える渋谷凜は不条理による死を免れ、生死の"境界線を越えて"逆に"存在の問題"から解放された他の二人のアイドルや愛犬から別離することによって、より深い問題と孤独を抱えるに至ったと理解することができる。

そして、不条理から隔絶された故の"正気"が彼女をさらなる孤独へと誘うのだ。


13 ホッペ君P


ホッペ君節全開。カチョイイ。

いいから観ろ!(卓球P風


14 DAT3P


自らが主催した『im@shoegazer13』の一本。

鮮やかなのにどこか儚くて、触れたら壊れてしまいそうな。でもそこには確かにアイドル達の存在やエネルギーがあって。そういう対立をふんわり包み込むその才能に感嘆する。

ちなみにこういう渋いけど素敵な動画にしっかり広告している、わが相棒のnaさんに少なからず嫉妬したのは内緒の話。


15 ぴっかりP


途方もない労力と時間を経て完成された『普通の』世界。その美学にひれ伏すと同時に、きっとそういう観られかたは制作者の本意ではなかろうと思い単純に楽しむこととす。

そういう二律背反的内容が、実は魔法のような時代に生きつつ、その魔法の裏側を知らないわれわれの生き様を表しているのではないかと思ったりもするが、きっと深読みに過ぎるのであろう。なんだそれ。


16 終わり詩P


Joseph Campbellによるところの西洋神話の体系を見事に表す。つまり、出立し、通過儀礼を経て、帰還する女神達。

光に包まれ輝く女神達を描いて、今やこの人にしか到達できない境地に至る。

女神とそれを戴く人々に祝福あれ。


17 赤ペンP


どストレートなアニマスMADをこの人が作る。軸のぶれない視点と確かな物語は、動画制作者のそれを表す。派手なエフェクトなどはそこになく。精緻なカット割りがだけ光り輝く。

赤ペンPがほくそ笑んでいるだろうことだけが心残りと言えば心残りである。チクショー


18 North.P


奇しくも対照的なアニマスMADが2本続くことになった。

ノイズとブラー。幾何学模様。静謐と言っても良い平面を超えて伝わる彼女たちの息吹と鼓動。

喜びと悲しみ。愛情と憎悪。情熱と冷静。その全てを内包して観る者の心に突き刺さる。そういう動画。


19 天使P


雪歩が好きで好きでたまらなくて、好きで好きでたまらなくて、好きで好きでたまらなくて……

そうした一途な愛には不可分の存在としてある種の犠牲がつきものだ。そうした犠牲を発端とするかすかな悲しみがとても愛おしい。


20 sub郎P


いまニコマスで最も文才のある人の一人と言っても過言じゃないと個人的に思っている。アイマスをモチーフに異世界を描く吟遊詩人。そのsub郎PのPVはやはり詩的でどことなく文学の香りが漂う。

削除されてしまった名作も多く、復活を切に望む次第。いや探せばどっかにあるかもしれないけれどね。



いかにも自分らしい選択と言えばそうなるのかな。

それにしても例によって例の如く、20選に選んだ動画にはあまり広告してないという恥さらしな現実に涙する。で、naさんが広告してるんだな、これが。naさんの慧眼はもっと評価されるべきと言うのが持論である。相棒褒めてどうするんじゃ。

最後に、今期も素晴らしい動画で楽しませてくれたPの皆様に最大限の賛辞を。本当にありがとう。真面目な話ニコマスが生きる支えの一つとなっているんだ。そして、来期も素敵な動画を待っているよ。

Comment

No:53|
クックック(悪意を持って全力でほくそ笑む)。

どうも。赤ペン@選出お礼参り中でございます。
まぁあなたはこれを選びますわな(笑)。

ぶっちゃけお話は今更過ぎるくらい今更なものですが、
自分でもやっておきたいという願望を優先させちゃいました。
余計なエフェクトが無いというよりアニメMADにおいて
その辺のやり方がよくわからなかった、というのが真相ではありますが、
これに関してはその方がよかったのかなとも思います。

相変わらず先が見えないこの界隈ではありますが、
今年もマイペースで「存在証明」をしていこうと思うので
どうぞよろしくお願いいたします!

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