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【Pとその存在理由】第16回 みゅーらさん Part 1

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内科部長(循環器)です。

某ブドウとワインの里に出張中です。ホテルで泣きながら更新してます。褒めて下さい!(承認欲求再送) 

さて、今回はノベマスを投稿する傍ら、pixivではイラストやノベルを発表されているみゅーらさんです。

みゅーらさんからはなんと二つの『存在理由』ご投稿いただきました。両方とも異なった視点から書かれていて甲乙つけがたかったので、無理を承知でお願いし、両方とも掲載させていただくご許可をいただきました。

はてさて、(たぶんこの連載初めての)女性Pであるみゅーらさんの『存在理由』とは……


ふんわりしたスカート。
フリルのついたカチューシャや、リボン。
ぴかぴかと輝く指輪。
細い腕。華奢な肩。小さな手。
キラキラした笑顔と、仲間たち。
そして、少女という時間。

みんなみんな、憧れて。
みんなみんな、諦めたもの。

アイマスには、それらが詰まっている。

正直に言って、人から褒められるような生き方をしていない。口にすれば非難を免れぬこともしたし、されてきた。子供のころに戻るなら何歳が良いか、と聞かれて迷える人は幸いである。私なら迷わず大人のままでいたい、戻りたくなどないと答えが出る。

だが、その小さな箱の中の少女達は違う。

アイマスの世界の少女達は、それぞれが多かれ少なかれ問題を抱えている。それらは主に何かからのコンプレックスというものであろう。しかし彼女たちの多くはそれをアイドルという立場を媒介にして乗り越えよう・はねのけようと前へ進む。

諦めなかったifが、そこにはある。

そして、「諦めない」を続けるための、支えるための存在が、私たちプロデューサーである。

自分自身の人生をやり直せるとは思っていない。
常に正しい道ばかり歩んでいけるかといえばそうではないということを、知らぬ年ではない。
その行為は、その存在を得られなかった自分への補完ではないか、と言われればそうかもしれない。
私がプロデューサーとして彼女らへ差し伸べる手は、幼いころの私が、――もしかすれば、今この自分が、差し伸べて欲しかった手であるかもしれない。
その手を、私は諦めずに進む彼女たちへ差し出すことができるのだ。

ただ、その手は必ずしも正解へ引っ張ってくれるとは限らない。
プロデューサーも未熟なうちは失敗をする。
バッドコミュニケーションであったり、ノーマルコミュニケーションであったりする。

しかし、その世界はやり直しができるのだ。

アイマスの世界は1年でループするけれど、プロデューサーの力量は0からではなく積み上がっていく。それは、円環をなぞるのではなく、まるで、螺旋階段をぐるぐると、登って行くように。同じ時を繰り返しながら私たちは成長し、よりベターな結末を目指して行ける。

現実ではやり直しなどできないことなど、とうにわかっている。わかっているからこそ、現実ではできないその繰り返しがあるからこそ、私は救われ、そしてその螺旋階段の狭間と、螺旋のこと切れたその先を描こうと思うのだ。

だから私は、幸せな結末に向けての話を描きたい。
バッドエンドはこの世に満ち溢れているから。
欺瞞でも、幻でもかまわない。
彼女らを、幸せに。
私の手を必要としてくれる、諦めないでいてくれる彼女たちへ。
幸あれと。
そういう動画を、話を、作っていきたい。



諦めなかったifが、そこにはある。
そして、「諦めない」を続けるための、支えるための存在が、私たちプロデューサーである。


心に染みる言葉です。

アイドルマスターのアイドルたちは、『異形』だと思うことがあります。同種のヒロイン達比べてあまりに問題が多く、欠損が多い。

しかしながら、その不完全さゆえ、われわれは彼女たちに惹かれ続けるのかもしれない。それゆえに例外的な寿命をもつコンテンツになり得たのかもしれない。

『輪廻』する物語から未来へと引き続く可能性を提示して、みゅーらさんの『存在理由』はそうしたの秘密の一端を明らかにしたように感じました。

さて、引き続いてみゅーらさんのPart 2です。

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