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【Pとその存在理由】第1回 アリシャスP

予想外の反響にびびりまくってる内科部長(循環器)です。

なぜ私がこのようなことを考えたかということについては、この企画の最後にご説明できればと思います。

そして、もちろんのことニコマスPの皆様の存在を軽々しく論じるつもりはないことをご理解いただければ幸いです。それは、今回のアリシャスPの素晴らしい言説をご一読いただければおわかりいただけると思います。

年齢制限に関しましては、自称『永遠の49歳』の方からご投稿いただきましたので、すでに瓦解しております。またニコマスP以外のニコマスクラスタの住人の方からもご投稿いただいておりますので、動画制作者に限らずお気軽にご投稿いただければと思います。

それでは、アリシャスPの『ニコマスPとしての存在理由』です。


2012年にDL厳罰化が施行された際、MADのアップロードはもとより視聴に対しても刑事罰が適用されるのではと憶測が飛び交いました。趣味と呼ぶにはリスクの高い違法行為であり、一一Pのようにそれを機に引退された方も多々います。下手をすれば逮捕もあり得ると知りながら、何故今もなお動画を投稿するかが本題になります。

「アイドルマスター」に分類される動画はPV、ノベル、架空戦記、疑似、作ってみた、歌ってみたなど多岐にわたり、ニコニコ動画の縮図とも言えます。それが各々のジャンルではなく「アイドルマスター」というジャンルに集約される基準は「アイマスのキャラクターがメインか否か」というただ一点のみ。

全体と比べそもそもの母数が限られており、一時期減少傾向にあったアイマスジャンルでのデビューは避けられても致し方ありません。映像素材が根底にあるPVはともかく、テキスト系はキャラクターを差し替えれば他のジャンルに移行することは容易です。

「より多くの人に見て貰いたい」と創作者であれば自然と抱く気持ちを考えるなら、アイマス外でのデビューも視野にあったでしょう。それでもデビューするPは絶えませんでした。

「違法」「斜陽」というハンデを抱えつつもデビューもしくは活動を継続する理由として、キャラクターへの愛が最も多く挙げられます。「好きな曲に合わせてこの子を踊らせたい」「このアイドルの内面を描きたい」「とにかく伊織が可愛い」など。再生数や知名度といった外部要因ではなく、アイドルの魅力を自分なりに表現したいという欲求。それが主な原動力であると語られます。逆に言えば「アイドルが好き」というだけで繋がっている集団です。

その基盤となるアイドルへのdisや共通イメージから外れた描写などは反感を買いやすく、槍玉に挙げられることが珍しくないのも納得できます。

「アイドルに対する愛」がハンデを超える原動力であることを述べましたが、一方でその愛は成就するのかという疑問が浮かびます。結論から言えばあり得ません。彼女たちは複数のコンテンツで組み上げられた架空の存在であり、いくら愛を注ごうとも永遠の片思いです。数万を超える視聴者の共感や称賛を得る動画が生まれ、その反響を以って「彼女たちは愛されている」と実感することは出来るかもしれません。ですが「○○Pは真剣にアイドルを愛している」と周辺に認知されたとしても、肝心のアイドルたちは動画があることすら知らないでしょう。

PVを作成するにあたって構想を練りカットやエフェクトといった編集を重ねる度に、これは個人作業であり捏造に過ぎないことを思い知らされます。アイドルが聴いたこともない曲を基準として、本来とは異なるダンスを違和感なく当てはめ、歌詞の心情に沿うような笑顔や悲哀を浮かばせる。その結果、あたかもその曲でアイドルが踊っているかのような可愛らしく華やかなコラージュが完成します。しかし表面上は明るく楽しげでも、フランケンシュタインが夢見たような継ぎ接ぎであり、違法性に塗れたあってはならない存在です。物言わぬ人形のために自己満足の禁忌を生み出していると考えると、あまりにも滑稽かつ醜悪な行為であると言えます。

それでも自分は動画を作ります。

届くことも叶うこともない愛情を持ち続けます。

「この子たちは本当に可愛い」と確認し、共感してもらうために限られた時間を注ぎます。

世間の評価ではなく、自身の内にあるどうしようもない欲求を曝け出したいだけ。

ただそれだけな気がします。

燃え尽きるか、興味の対象が移るか、コンテンツの供給が中断されるか。終わりがいつになるかはまだ分かりません。もしかしたら死の直前まで彼女たちへの思慕を抱くかもしれません。

それまで悩みは果てることなく、動画という形で問い続けたいと思います。

続きは焼肉食べたら話します。




そうか、焼肉おごるとこの続きが聞けるのですね。これは聞かざるを得ないです。

アリシャスPといえば、個人的には知的でクールなイメージが強かったのですが、本当は熱い人だったと気付かされ不明を恥じる次第です。本当に『熱い』人は、そうした情熱を内に秘めて表面上『クール』に見えることがありますが、アリシャスPはそういう人なのでしょう。



アリシャスPのこの動画を見たときになぜだか涙がこぼれたのですが、今にして思えばこの熱い情熱に心を揺り動かされたに違いありません。

ニコマスもアイマスもいつかは滅び、忘れ去られる日が来ます。しかしながら、たとえそのような日が来ようとも、アイマスの世界に囚われ、草木なき荒野を彷徨い続けるに違いない人を何人か知っています。アリシャスPもそのような人のひとりかもしれません。

私はそのような人達に対する憧憬と畏怖の念を抱かざるを得ないのです。



次回はファミエリさんです

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