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視線 Does she look at me?

いやはや何ヶ月ぶりの更新でしょう。赤ペンPに「トップに広告がのるような者がブロガーを名乗る資格はない」と罵られ涙ながらに再起を誓うも、リアル多忙はいかんともしがたく枕を涙で濡らす日々でございました。くそー!

とか言いつつ、その間にも"ニコマスで最も権威がある"と称されるきつねPの『黒いテスト放送』にお呼ばれしたりして、こんなことでいいのかとちょっと恥ずかしい思いがした反面、またまた赤ペンPに喧嘩を売ってレビュー対決だなどどぶち上げ、もう懲りないというか、反省が足りないというか、いやはやなんとも本当に申し訳がございません。

というわけで、レビュー対決のエントリーを書かないといけないのですが、締め切りまでまだ24時間以上あるし、なんとかなるよねということで、調子に乗って他の記事を書きます。

リンP


ニコマス史上不朽の名作、『GAME』の続編と言える動画です。


"たかが虚しいゲームと知りつつ、今も心は捕らわれたまま"

2008年の『GAME』は三人称の動画でした。客観視の動画と言い換えても良いでしょう。視聴者はアイドルとアイドルに捕らわれたリンPの姿を遠くから第三者の視点から俯瞰することを強いられます。この動画の距離感の理由としてはtlopによる極めて優れた論説が存在します。すなわち、この動画では一度たりとも視聴者とアイドル達の視線が交わることはなくそれがこの動画特有の距離感を生んでいる、とするものです。tlopの慧眼には恐れ入るほかありません。こうした映像表現のせいもあり、視聴者はゲームの世界に閉じ込められたリンPとアイドル達を主観を廃してある種冷徹に見るほかありません。この動画の恐ろしさはここにあると思います。


"たかが虚しいゲームと知りつつ……今も心は君のもの"

それに対して新たに動画説明文も書き換えられた『game』は以下のように高らかに謳い上げます。

私の心が解き放たれていくよ
永遠に光り輝く
君の歌声のもとで
忘れ去られた日々が美しく蘇る
二人の過去の思い出
孤独の甘い日々
もし君ともう一度出逢えるならば
一瞬たりとも変えたくないよ
このすばらしい日々を
明るい光が地に満ちて
私たちのよい心が生み出していく
君に焦がれる気持ちを

ここにあるのは依然としてリンPとアイドルの関係性ではありますが、その視点は『GAME』のように冷たく、俯瞰的、客観的でなものではありません。そこにあるのは暖かな感情、すなわち喜び、感謝といったものです。おそらくは4年という日々の積み重ねが、彼をしてこのような境地に至らしめたのではないかと推察します。

そして動画の最後の最後で、われわれの視線とアイドルの視線が交差せんとする瞬間が訪れます。

sm18860779 - アイドルマスター 「game」.mp4_000103903

しかしながら、その視線はすんでのところでわれわれの視線をすり抜け、われわれの後方に存在する誰か=リンPに結像してしまいます。アイドルはわれわれを見てはいなかったのです。ああ、なんということでしょう!

この視線はどこかで見たことがあります。そうだ『愛されない恋人』でみたあの視線です。

そしてわれわれは気付くのです。彼が高らかに謳い上げた愛の歌が全て過去形であることを。

結局のところ、われわれはリンPとアイドルの4年間の関係性の変化を見せつけられているだけだったのかもしれません。とすれば、この動画は徹頭徹尾リンPの主観で語られる、壮大なのろけの動画ということになります。やってくれますね。おめでとう、よかったね、爆発すればいいのに。(嫉妬)

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