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2011年上半期ニコマス20選 (感想編)

基本レギュレーション
・対象は2011年上半期(1月1日~6月30日)に公開されたニコマス作品
・自身のセレクトを20作品以内でブログ及びマイリストにて公開
・1Pにつき1作品



マイリスト版
http://www.nicovideo.jp/mylist/25929658

文芸編はこちら

できれば文芸編から読んでいただければ幸いです。

2011.7.5 感想編追記。いっそうポエマーになる。(^_^;)


01 ビオP


まさしく異能。それ以外に言葉が思いつかない。限りなく生命体を模倣するのが、人工体に課せられた使命の一つだとすれば、生命体には実現困難な機能を実装するのも、また使命であろう。そういう意味ではMMDのきわめてまっとうな応用の一例。



02 deadblue238P


過剰演出と言われ続けて幾年月。過剰演出は魔法になる。



03 mit氏


今期一番のお気に入り。双海亜美・真美がいかに『哲学的存在』かということを知らしめる傑作。遺伝的には同一であるにもかかわらず、アイドルとしての立場や役割は亜美と異なるという、存在の不確かさを内包する真美は、いかにして自己の存在を承認したかという、ある種の『救済』の物語り。



04 ガルシアP


見落としてて、穴があったら入りたいほど恥ずかしかった。黒井社長愛してる。『立場』は失ったが、『立ち位置』は見失わなかった人々は、いかにして再起したのか。



05 FRISKP


『Crazy』を推す人が多かろうと思いつつ、あえてこちらをチョイス。純色のフラッシュでアイドル達を網膜に焼き付ける。千早のシャンペンブルーの残像が身から離れない。FRISKPの特徴が良く出ていると思う。今後ともこの路線の動画も作り続けて欲しい。



06 MIKI.bmp氏


黄金に輝く動画。アイマス2の輝かしい未来を印象づける。作品全体を貫く強い精神力が、アイドル達の鮮烈な視線を通して観る者の脳髄に突き刺さる。この動画を観て、文芸編を思いつく。作者がコードウェイナー・スミスか、ジェイムズ・ティプトリー・Jrかわからなくなって、全作読み返したのは内緒の話。



07 ドドリアP


動画を観て全身の血液が沸騰するような興奮を覚えた。アイマス2をdisる人も多いけど、この動画を観て欲しい。引用文は『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』の冒頭文の一節。フィリップ・K・ディックはこれこそがこの本の本質だと語っている。うん、いいこと言ってるね。アイマス2にも当てはまりはしないか。



08 怒首領蜂P


ぎょPのシンクロが『クール』なら、蜂Pのそれは『ソウルフル』である。って、自分で言ってみても、もはや何が何だかわけわからん。つまりだ、俺は蜂Pのシンクロが好きってことだ。あんたのシンクロ最高だよ!



09 ぽP


いや、ニコマスでこれをやる人がいようとは。恐れ入りました。これ書くために原作買ったけど、読みづらかった! これを映画化したダニー・ボイルマジ天才。それをニコマスにしたぽPマジ天才。技術的なことを言えば、ぽPのMMDは表情の付け方が天才的にうまい。とくに目の表情。



10 orgoneP


今期最も『尊敬』した動画。無粋と言われようともあえて入れられたメッセージに心打たれる。『オンガク』とは『音楽』であり『女楽』である。つまり彼女達を楽しもう。(こじつけ)



11 nu氏


この動画を見るとJupiter動画もっと増えるといいのにと思う。そういう意味で彼らは犠牲者だと思う。愛や善意から出発しても、結果として破壊に終わることもある。愛や善意の量や方向性を常に検証し、最良の結果に結びつけるのが『大人』なのである。



12 黒怒虎P


この動画の千早はステージ以外ではブラーがかかり『遠い』印象を与える。千早にとってステージから『帰るべき』場所はないのだと思う。背後に潜む機能崩壊家庭のにおいは、アイドルとして成功するためのプラス要因であるのも事実。そういう意味では千早は、皮肉なことに真のアイドルたりうる存在である。



13 センチメンタル小室マイケル坂本そいP


この動画は本質的にはノベマスだと思う。ふつう映像のストーリーをテキストで補うと過剰演出になるのだが、この動画は映像は過剰演出/エフェクト気味で、こうした過剰性がノイズとなって、かえって映像からの意味抽出が困難になり、テキストとの親和性が増したのではないか。ゆえに超映像系ノベマス。



14 きゅんきゅんしたらはぁぁんしちゃうP


蜂Pじゃないからいいんだも~ん。



15 神風P


今期一番の衝撃作であったことは間違いないだろう。こういう驚くような作品とPがでてくるから、見る専はやめられないね。
革新か懐古か。その評価を分けるのは観察者の立ち位置なのかも知れない。それにしてもタイトルだけで選んだラノベの作者よ、もっとましな文章書け!



16 かりふらP


大ヒットを飛ばし続けるというわけではないが、尊敬を集め、多くの人に影響を与え、歴史の名を残すタイプの創作者の一群がある。かりふらPとはそういう人だろうと思う。なんだかもうニコマス動画は作らない雰囲気だけど、いつの日か戻ってきて欲しい。タイトルは『時計仕掛けのオレンジ』の中の架空の洗脳技法のこと。



17 とりねろP


どう考えたって新人詐欺で、そういう行為は好きじゃないんだけど、降参デス! なんというか実に『フィルム』的。ラルフ・ウォルドー・エマーソンの文章はアイザック・アシモフの『夜来たる』のモチーフになった。



18 赤ペンP


10分あっという間だった。われれわれは否応なくアイマス2のセカイを受け入れなければならないのだが、それは決して敗北ではなく、そこから未来は作れるのだと思う。文章は通称『ニーバーの祈り』。変えられないことを嘆くより、変えられる未来を考えよう。



19 bya氏


一発アイデアではなく実に丁寧に作られた動画。半年もかかったのか。なるほどね……。これからもニコマス動画作り続けて欲しい。



20 uhhoP


もう全てが好き。く、く、く、くで一気に持っていられてしまった。それにしても『夜の翼』の表紙がこの動画そっくりでマジびっくり。

Comment

No:3|感謝。
栄えある20選に自作を選出して頂き、ありがとうございます。
マキャヴェッリの『君主論』からの引用を頂くなど、
背筋の伸びる思いです。
当初は1話完結のつもりで作ったお話ですが、
今ではすっかり連載物になってしまいました。
しっかりと積み上げ、完結まで導きたいと思います。
ノベマス作家としてはまだ駆け出しですが、
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。
No:4|こちらこそ感謝です!
ガルシアP、このような辺境ブログにまでコメントをいただきありがとうございました。

いや、ほんとにすごかったです。驚愕しつつ、一気に観てしまいました。

黒井社長のかっこよさをなんとか表現しようと思ったら、マキャヴェッリになってしまったという……、ベタですね。

続きも楽しみにています。今後ともご活躍されんことをお祈りしています。

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