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2011年上半期ニコマス20選 (文芸編)

基本レギュレーション
・対象は2011年上半期(1月1日~6月30日)に公開されたニコマス作品
・自身のセレクトを20作品以内でブログ及びマイリストにて公開
・1Pにつき1作品



マイリスト版
http://www.nicovideo.jp/mylist/25929658

感想編はこちら

できればこちら(文芸編)から読んでいただければ幸いです。

すべて引用で表現できるか挑戦してみたものの、夢破れて泣き濡れる夜。前回比10倍の時間と、xx倍の経費をかけてこのざまだよ。SFが多いのは仕様です。


01 ビオP


 時として造化の神は、自らが傷付け見捨てた者たちに、思いなおして骨付きの肉を投げ与えることがある。その贈り物は、通常役に立たないなにかの特技か、呪われた才能のかたちをとることが多い。

『復讐の女神』ロジャー・ゼラズニイ



02 deadblue238P


 充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。

『未来のプロフィル』アーサー・C・クラーク



03 mit氏


「こどもはつくりたいかい?」
 で、わたしはほほえんで、こう答える。
「ええ」
 そして、わたしは身に回されていた彼の両腕をほどき、わたしたちは手をつないで家の中にはいって、愛を交わし、あなたをつくるの。

『あなたの人生の物語』テッド・チャン



04 ガルシアP


 一介の私人が君主へと変貌するのには、フォルトゥナ(幸運)による場合とヴィルトゥ(力量)による場合とがある。しかし、全ての場合がそうだとは限らず、さらに二つの態様がある。この二つの態様というのはこうだ。一つは、悪辣で極悪な道から君主の地位に登りつめる場合。もう一つは、他の市民たちの支持によって、ある市民がその地域の支配者へと変貌する場合である。

『君主論』ニッコロ・マキャヴェッリ



05 FRISKP


 わたしは想像力の力で、丘の頂きの背後に、さらに遠方に、目に見えないはずの丘の数々を見ることができた。

『スターメイカー』オラフ・ステープルドン



06 MIKI.bmp氏


 黄金のきざはしの上、黄金の光の中で、黄金の姿態は一つの夢を踊った。想像力の限界を超えて踊り、踊りながら、音楽をわが身に引き寄せると、憧れのため息をーそれが希望となり責め苦となっていく憧れのため息を、一千の世界の生けとし生けるものの胸に行き渡らせた。

『夢幻世界へ』コ-ドウェイナー・スミス



07 ドドリアP


 たしかに元がこれではたかが知れとるし、それを忘れるべきじゃない。しかしだな、そんなみじめな出だしのわりに、人間はまずまずうまくやってきたじゃないか。だから、われわれがいま直面しているこのひどい状況も、きっと切り抜けられるというのが、わたしの個人的な信念だ。わかるか?

『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』フィリップ・K・ディック



08 怒首領蜂P


 俺は世界中のみんなを愛している。ほんとうだ、神様に誓ってもいい。おれはみんなを愛している。おまえたちみんなを!

『世界の中心で愛を叫んだけもの』ハーラン・エリスン



09 ぽP


 だが俺は人生を選ばないことを選ぶ。それを認めないと言うのなら、それはやつらの問題だ。ハリー・ローダーはこう歌っていた。この道の続く限り、俺はひたすら進んでいく……。

『トレイン・スポッティング』アーヴィン・ウェルシュ



10 orgoneP


 全ての物質の運命は光である。

『物質と光』ルイ・ド・ブロイ



11 nu氏


 あなたはいつだってやさしかったわ。でも、あたしたちの家は、ただの遊び部屋だっただけよ。あたしはあなたの人形妻だったのよ。

『人形の家』ヘンリック・イプセン



12 黒怒虎P


 もっと甘えたかったよ -お母さん…

『ミスミソウ』押切蓮介



13 センチメンタル小室マイケル坂本そいP


 日本人は、ある深い倒錯した、逆の、偏執的とさえいえる意味で、生きることより死を愛する人たちだと、いつも感じていた。民族こぞって彼らは他のどの民族にもみられないほど、死と自滅を美化していた。民族の理想の美しいまっとうの仕方は、しばしばおのれを虚しくして、崇高に、品位を持って、大義のうちに自滅することだった。

『影の獄にて』ローレンス・ヴァン・デル・ポスト



14 きゅんきゅんしたらはぁぁんしちゃうP


「遅刻遅刻遅刻ぅ〜」
 と甲高い声で叫ぶその口で同時に食パンをくわえた器用な女の子が、勢い良く曲り角から飛び出してきてぼくに激しくぶつかって転倒したので犯した。
 ひどい話だと思う。ぼくだって好きこのんでこんなことをしたわけじゃない。なんで彼女の制服を引き裂いて無残にも彼女の純潔を奪わねばならなかったかというと、それはぼくが蛮族だからだ。

『セカイ、蛮族、ぼく。』伊藤計劃



15 神風P


 冒すなかれ。存在は最大にして最後の神事なり。

『Schwarz-Weiß』滝川紫王・及川りべっと



16 かりふらP


 それでは、みなさんのかわいいドルーグ(友達)からさらばだ。それからこの話の中のその他のすべてのものにくちびる音楽ブルルルルルのすっごいシェーム(騒音)を。そしておれの尻にキスするがいい。でも、みなさん、おおわが兄弟よ。たまには汝のかわいいアレックスのことを思い出してもらいたいな。アーメン。そしてくそくらえだ。

『時計じかけのオレンジ』アントニイ・パージェンス



17 とりねろP


 もし千年のうちの一夜にしか星々が現れないならば、神の都市の記憶をいかにして人々は信じ、崇め、そして世代を超えて伝えていけるだろうか

『自然論』ラルフ・ウォルドー・エマーソン



18 赤ペンP


 神よ、変えることのできない事柄については冷静に受け入れる恵みを、変えるべき事柄については変える勇気を、そして、それら二つを見分ける知恵をわれらに与えたまえ。

『義と憐れみ--祈りと説教』ラインホールド・ニーバー



19 bya氏


もしも元気がなくなったら
トロを思い出してね
なんのお役にもたてないと思うケド…
トロはいつでもいっしょだからね

『-どこでもいっしょ- シアワセのことば』



20 uhhoP


 路傍で、彼女はひざまずき、両の拳を地につけ、ひざまで頭を垂れて、<翔人>たちが儀式として唱える呪文を唱えた。私たちのほうには背を向けている。繊細な翼が、生気をはらんで震え。微風にひろがるマントのように拡がった。いかにアヴニエラが華奢であるとはいえ、こんな翼に持ち上げる力があるとは、どうしても理解し難い。それが鷹の翼というならいざ知らず、蝶のそれなのだ。透明で翅脈が走り、そこここに漆黒と青緑と、緋の紋がちっている。

『夜の翼』ロバート・シルヴァーバーグ

Comment

No:1|
面白かったので、引用でコメしようと思ったのですが、
難しいですねこれ。


“運命がレモンをくれたら、
それでレモネードを作る努力をしよう。”

デール・カーネギー 『道は開ける』


・・・うーんおそ松。
No:2|
cha73さん、

内科部長です。コメントありがとうございました。
こんな過疎ブログにコメントなんかつくはずと思って油断してました。(^_^;) 申し訳ありませんでした。

引用難しいですね。死ぬかと思いましたwww

「えっと、あの本にこんな表現があったはず……」なんて思いついてから、そこにたどり着くまでが大変でした。原本がなくなっていて、何冊新しく買ったことか。もう次期はやりません!

あ、でもこういう苦境がレモンなのか!じゃあこれでレモネード作らないと!(自爆)

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